こんにちは!
早いです。
もう金曜日です。
“時間”という魔物に命を食いちぎられているような感覚になりかけてますが、今日も元気に記事を書いていきたいと思います。
記事タイトル
仰々しいタイトルにギョッとした人も多いのではないでしょうか。
「へっ、何を偉そうに!」と思った人もいるでしょう。
大丈夫です。
上から目線で日本を切ろうとしているわけではないです。
今日は1冊の本を紹介します。
「日本は、」
G・D グリーンバーグ著の本書。
( ↑ クリックでAmazonへ♪ )
まず初めに、アメリカ人とは思えない卓越した日本語力と日本の観察力に驚かされることでしょう。
(特に震災以降、はぐらかされ、見えない形で温存されることが多い問題の本質を)、私は、むき出しにしたい。卵の殻を割り、その中にある問題の本質という名の黄身を世の中にさらしたいのだ。
本書の【はじめに】に、そう書かれている。
きっかけはTwitter
2009年、誘われるがままに始めて、その後どハマりしたSNS。
たまたま見つけて面白いと思いフォローしたのが、G・Dグリンバーグだった。
誰かが偽名を使って鋭い意見をぶちまけているのだと、ただただそう思ってTweetを読ませてもらっていた。
彼自体を知らなかった僕は、まさか外国人がTwitterのアカウントをわざわざ作って、わざわざ日本語で日本に対する意見をしているとは夢にも思っていなかった。
G・D グリーンバーグ 氏
すると、あるとき「本を出します」とのTweetがあった。
「あれ?本物の外国人の方だったの??」と驚いたことを今でもよく覚えているし、発売日に本屋にかけ込んだのもよく覚えている。
G・D グリーンバーグ
1929年、アメリカ生まれ。日本在住34年の元大学教授。1947年、「ルート66大学」入学、労働経済学専攻。
1955年、ルート66大学で博士号取得を経て教授。学生時代にマルクス主義に傾倒し、1976年、「私の尊厳に関する決定的な事件」(本人談)により教授職を自らの辞す。
幼少の頃から非常に早熟、数学や歴史学に興味を持ち、当時から東洋、特に日本への強い関心があり、1970年、「大阪万博」のため来日。大学辞職後から日本で暮らし始め、サザンオールスターズなどとくに日本のロックや歌謡曲に極度にハマり、現在まで日本に移住。
日本語はかなり達者で、「日本人が書いたよう」というレベルの評価を超え、「この理屈っぽい文章を書く日本人は誰なんだ?」と噂されるレベルの独特な日本語を操る。 「日本人よりも日本を愛し、そして日本人よりも日本語がうまいガイジン・ジジイ」(本人談)。
140文字の弾丸集
言うなれば、「Tweet傑作選」と言ったところだろうか。
140文字以下の短文が一挙に並べられているため、ストーリーや論理的なつながりはなく、脈絡なくあれこれの話題が出てくる。
しかし、決して読みづらいということではなく、本書を開くたびに、140文字に込められた弾丸が日本に撃ち込まれているような爽快感を感じながらも、その弾丸は自分の胸も打ち抜いているのだと気づく。
Twitterを読むだけでは得られないパワーがこの1冊の本から放たれている。
いくつか紹介
「それ、本当にその外国人が自分で書いたの?」
「鋭い!日本人以上だよ!」
そんな彼の珠玉のTweetをいくつか紹介します。
・ 「地球は小さい」と軽々しく言う人は本当の地球の大きさを知らない。「世界は一つ」と軽々しく言う人は、二つめ、三つめの世界を知らない。
・ センター試験の登録料18000円は高い。55万人の受験で収入は約100億円。そのうち10億円が富士通に支払われている。トラブルが頻発するのは同一 日程に同一形式の試験を全国で実施することに無理があるから。それ以前に議論するべきは、そもそもセンター試験自体が必要なのかという点だ
・ 「生涯未婚の男性、2割を突破…30年で8倍」(読売新聞)。この見出しを見て「最近の若い男は、決断力がない、責任感がない、ダメだ」という感想を持つ 中年男性が多いと思う。まったく違う。結婚できないのは単純に、世帯を持てる経済力がないという現実的・具体的な問題に依るところが大きい。
・ つまるところ、日本は歩行者が奥ゆかしすぎるのである。歩行者が車を尊重しすぎている図式。その最たるものが、車を優先させるために、子供や老人にまで階段の上り下りの苦しみを強いる謎の装置、歩道橋。
・ 就職活動の季節。「一流大学」の君も何度となく面接で落とされることだろう。「受験戦争」で勝ち続けてきた君が「就職戦争」で初めて負ける経験。おめでと う。人生は負けてからスタートする。「一流大学」に入れなかった友はもうスタートしている。さぁ、人生の本番へようこそ。
・ 「アルフィー」と「ジ・アルフィー」、「サンプラザ中野」と「サンプラザ中野くん」。余程詳しい人でないと差異は分からない。そして何と日本の二大政党、「自民党」と「民主党」の差異も今やそんな状態になってしまった。「ジ・自民党」「自民党くん」でいいのではないか。
・ 私は西暦だけを使う。元号は一切使わない。理由は天皇制反対なのではなく(それならキリスト教にも賛同しかねる)、「過去の事象から何年か」を縦につなぎ、「その年に世界で何が起きたか」を横につなぎたいからである。
【本書の「はじめに」より抜粋】
今年に入って右ひざの痛みがひどくなってきている。移動には車いすが必要だ。そして長い時間考える気力も薄れてきた。辛気くさい話で恐縮だが、人生の残り少なさを痛感している。だから今のうちに言っておきたいのだ。
日本は、素晴らしい国である。
日本は、差別や貧困や原発や戦争をなくすことができる叡智を持つ国である。
だから日本は、もっといい国になれる。絶対に。
さぁ、私と一緒に考えてみませんか。日本は、―――
日本を愛し、メッセージを発し続けてくれる外国人
その土地の言葉を流暢に使う。
それだけで日本に対する愛を感じられる。
愛のある彼から発せられる、愛のある言葉だからこそ、本書から最後まで目を離さずに一気に読み切ることができた。
[おわりに]まで余すと来なく読み終えて、「よし、いってこい!」と背中を押された気持ちになれた。
今日も
最後に1曲紹介をして終わります。
昭和歌謡曲の名曲で締めくくります。
トワ・エ・モワ - 誰もいない海
ちょっと季節外れな気もしますが。笑
「わたしは忘れない 海に約束したから
つらくても つらくても 死にはしないと」
海に囲まれた島国日本。
今日も海との約束を果たすべく!
さ、納得のいく1日を過ごして、ステキな週末を迎えましょう!
blog : 竹下陽一の朝飯前


自分の欠点、失敗、恥をしっかりと受け止めるのは、難しいです。
返信削除それを素直に認めたり、笑えたりできれば多分、楽ですよね。
すべてのものが、未完成で未成熟だいう認識は必要だと思います。
考えさせられます。
コメントありがとうございます。
削除「素直さ」、これは人を成長させてくれる最高の武器ですよね。
でも、素直になることは案外難しいことです。
僕も振り返ってみると「素直でなかった」が為に前進出来ずにいたことが多々あります。
「俺は生涯不完全!」といつも思っておけば、常に伸びしろは目の前に用意されているのかもしれませんよね(^^)