ボーっとしている若者へ - 竹下陽一の朝飯前
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2015年3月1日日曜日



こんにちは!

今日は朝から天気がすぐれないですね。
っていうか、雨ですよね!!




どうなってるんだ、せっかくの日曜日に!



というよりも、せっかくの3月の第1日目に!!

2015年3月の幕開けに!!



そういえば、先月の2/1も雨降ったよな!



このやろう!
“始まり”っていうのは気持ちいい方がいいんだよ!! 

2ヶ月も連続で雨降りやがって!!




わざわざ調べました。



先月はとても気持ちの良い快晴だったそうです。



 疑いの心こそ何よりも恥ずべきだと、そう育てられたはずなのに、、、、




だれにでも過ちはある!だから気にしない!



ということで、話題を変えたいと思うのですが、今日はファーストデーということで映画が1000円で観られる日!

先日も記事で取り上げた深夜食堂ですが、今日観に行っちゃおうかななんて思ったり♪
こんな雨の日にはぴったりな映画なんじゃないかな~

と、妄想はそこまでにして今日に限ってスケジュールが埋まってる。




なぜだ!!!娯楽の神様よ!! 



そんなことしてる暇、僕にはないということですね。

若者は目の前のことに一生懸命であるべきだと、そういうことですよね。

納得です。





ということで、ついついボーっとしてしまう若者へ



僕も含めてですが、そんな若者たちにこの手紙を捧げます。






福本伸行 「熱いぜ辺ちゃん」より抜粋



気が付くとボーっとしちゃう若者へ―

ありふれた若者へ―



70年生きて経験のある事だから話します―

私は怠惰でした―



よく1日頭が痛くなるまで寝ました―

私は食事の後 風呂の後 酒の後 
何かを3時間以上続けてした後

眠くなるのです



ほとんど絶望的に怠惰な人間でした―



やりたい事はやまほどあるのに
体を動かす段になると億劫で結局何もしませんでした―

精神だけでフワフワ飛んでいけたら私はどんなに行動的だったでしょう



自分が考えているよりも自分の体はズーッと重いのです

自分の重さなどという事も寝込んで立てなくなってから気が付きました



そしてその「怠惰」という重さの弊害も…



このふたつに抱きつかれたら誰だって一歩も動けません…



でも…

いいかげんなところでふっきらないといけません

なんといってもいけません

「よいしょっ」とかつぎ出して下さい

自分の体重と怠惰を…



どうもそれ位の気構えじゃないとダメみたいです



病院で動けなくなってから愚かにも私は気が付いたのです

無性に生きたくなった……

私は今までの人生がたまらなかった



私がやる気になった時

もう体は動かなかったのです



未来あるみんなへ―

ぜひ自分をかつぎ出して欲しいのです

怠惰と体重をふりきって…



自分を街へ―

人へ 夢へ―

明日へ―



どうかできましたら私の事を他人事だとか特別だとか思わないで欲しいのです



私は昔―

気が付くとボーッとしている若者でした―

ありふれた若者でした―

 





気づかなければいけない“今”という時間



誰にしも平等に与えられているからこそ、その使い方、過ごし方にこだわらなけれないけないもの、“時間”。

これは僕の好きな漫画家、福本伸行の「熱いぜ辺ちゃん」という漫画で死んでしまう老人が、主人公の辺ちゃんに宛てた手紙だ。





たまに読み返して鼓舞する



誰にでも、たまに触れ合うことで原点回帰できる言葉や作品があると思う。

こんな機会だからこそ、あえて今日触れ合ってみるのも良いのではないだろうか。




なにはともあれ今日は日曜日!!



そして今日は3月第1日!!

3月の幕開けをどう過ごすかは人それぞれだと思いますが、ボーっとしてたらもったいない!

ということで、今月も“竹下陽一の朝飯前”をよろしくお願いします。








blog : 竹下陽一の朝飯前

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