脳みそ・発声・ミュージックライフ - 竹下陽一の朝飯前
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2015年5月14日木曜日


こんにちは!
充実様!

今日は朝からやりたいことがあるので、ぶっ飛ばして記事を書いております。

皆さまもぶっとばして読んでいただければ幸いです。






昨晩の記事



日本の様々な“泣けるCM”を紹介させてもらいました。

とある音楽教室で、「音楽は、言葉を超える。」というテーマのステキなCMをしょうかいさせてもらった勢いで、そのまま自分の教室をアピールするという強行手段に出たので、本日はしっかりと自分でPRさせてもらいます。

人の畑で大根を育ててしまうところでした、危ない危ない。






発声と脳の関係



「音読」はボケ防止によい、というのは昔からよく言われれいることである。

声を出すという行為そのものが、脳に刺激を与えるからである。

今日は発声と脳の密接な関係についてお話します。

参考文献は、上野直樹 著 「上野式 歌のトレーニング」 。








脳の指令で声を作る


大雑把に言えば、声は喉頭の筋肉とその周囲の様々な器官や組織を使って出しています。そこのことを踏まえて話を進めていきます。

では、これらの器官や組織が声を出すのはどういう時でしょうか。
もちろん「声を出したいとき」です。そして、声を出したいと考えるのは〈脳〉です。
理屈っぽくいうと、脳の指令によって、声帯の筋肉を操作し、声帯が吐き出す空気の流れをコントロールして声が出る、ということになります。
このとき、脳からの指令は声帯だけでなく、声を作りだず全ての器官の筋肉にも届けられています。
例えば、のど仏に指をあてて、メロディーを出してみます。すると、高い声の時にはのど仏が高い位置に、低い声の時にはのど仏が低い位置に動くのがわかります。

のど仏があがれば声帯は閉じ、のど仏が下がれば声帯は開く方向にいっているということです。
こうした筋肉の複雑な動きは、全て脳の指令に基づいているということ、当たり前のことですがここが重要なポイントなのです。






コントロールは脳に任せる


上記のように複雑に絡み合ったたくさんの筋肉をコントロールするなんて、とてもできない!
誰だってそう思います。誰にも“意識的”にできることではありません。

声を出すことに限らず、歩いたり、手を振ったり、目を動かすといった動作にも、さまざまな筋肉が関係し、複雑な動きをしています。

しかし、私たちは それらの筋肉をコントロールしているわけではありません。「歩こう」「手を振ろう」「あっちを見よう」と思ったり考えたりするだけで、筋肉は無意識に動き ます。

歌を歌うことも同様です。脳はどの筋肉を動かせば、どういう声が出るか無意識のうちに知っており、その指令は無意識のうちに出されます。筋肉が素直にその指令に従えば、正しく歌うことができます。

ところが、「いい声で歌おう」「間違いなく歌おう」「上手に歌おう」という“意識”が働くと筋肉は意識と無意識、両方の指令を受けることになって、指揮系統が混乱します。

その結果、余計な力が入ったり、使わなくてもいい筋肉が働いたりということが起こります。

声を出すため使う全ての筋肉を、意識的にコントロールすることは絶対にできません。

熟練した歌手には、その一部をコントロールすることはできます。が、声を出すことにまだよくなれていない人が、自分の声をコントロールしようとすれば混乱するだけです。

歌は頭(脳)で歌うものです。頭で“考えて”歌うのではありません。素直に歌う、それがオンチを治す第一歩です。


clip 記事リンク





オンチは生まれつきではなく、ちょっとした不器用?



つまり、喉の周りの筋肉を使い慣れることが大切だということ。

スポーツや勉強も同じで、とっかかりはなかなか上手くいきません。
しかし、繰り返し練習をすることで喉の使い方や腹式呼吸の仕方について脳が覚えていきます。

そこから、「なんだ、歌うのって楽しいじゃん!」
と、より一層思っていただけるはずです。

歌を学ぶこと、それは若々しい脳と充実したミュージックライフを同時に手に入れられるきっかけになるということではないでしょうか。





学べる場所をお教えしましょうか?




それは、、、、


clipmusic

どーーん!


はい、お後がよろしいようで。






もう週末に差し掛かってます。



1週間がホントに早いですよね。

でも、あくせくしてもしょうがない!

いったん、ゆっくり音楽でも聴きましょう。





Max Milner - For the Better




はい!
聴き終わったら、ギアを上げて今日1日を始めましょう!

それでは、また明日!












blog : 竹下陽一の朝飯前

4 コメント:

  1. 音楽の力に驚いています。そうだったんですね。お陰様で、自分の知らない世界を広がって嬉しく思っています。これからも楽しみに覗かせてもらいます。

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    1. 音色、という言葉があるように、
      音と色は無限ですよね。
      色、もまた、
      その人にしか出せないカラーがあります。
      筋肉も脳も関係ない。
      色に魅せられた私は、
      竹下陽一さんの色、を、見てみたい気持ちです。
      大切にしてください。竹下陽一さんだけの、色を。
      また来ます。nicoでした。

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    2. 風りんさんいつもコメントありがとうございます。
      僕も周りのお世話になっている方々から世界を広げてもらいながら、このブログでアウトプットさせてもらっています。
      好奇心の翼を広げて、またこのブログで色々と紹介させてもらいますので、どんどん覗いてやってくださいね♪

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    3. nicoさん、コメントありがとうございます。
      確かに音も色も無限に広がっていて、誰しもが個々のカラーをもっている。
      1つ1つだけ取り出すと「単音」「単色」でしかないけど、様々な組み合わせ方があって新しい音や色が生み出されていく。
      僕の色はまだまだどこに行っても目立つことはありませんが、様々な色と混ざりあいながら自分の色を見出して行こうと思います。
      またこのブログに遊びに来てくださいね♪

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