こんばんは!
すっかり夜になりました。
この金、土、日は慌ただしくてすっかりとムラのある更新となってしまいました。
すいません。
おそらく誰も覚えていないと思いますが。
4/21の「ウルチモ・トルッコ」という記事で最後に“気になる映画”としてチラリと紹介したこの映画を覚えているでしょうか。
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どうしても気になっていて何とかして観れないものかとずっと思っていた。
そしてとうとう先日、映画館に足を運びました。
映画 「セッション」 予告
「とんでもない体験をしてしまった!」
それが僕の感想である。
106分間にわたる緊張感に心臓が鷲づかみにされながらも、鳴り響くドラムの音に鼓動が共鳴しているような、コンマ1秒もスキのない映画だった。
さっくりと言ってしまえば「一流ジャズドラマーを目指す若者×鬼教師」と言ったところだろうか。
しかし、そんな一言では片づけることはできない「狂気×音楽」にしばらく言葉を失ってしまうことだろう。
「今年一番疲れる映画」と話題
しかし、世界中で称賛の嵐。
とにかく、JKシモンズ演じる鬼教師が怖すぎる!
怒る!
怒る!
とにかく、怒りまくる!!
こんなもの熱血でもなんでもない!
しかし、なぜだろう。
彼が画面に存在しているだけで、音が鳴っていない“無音”の空間にすらも、まるで「音楽がそこに存在しているのでは?」と思わせる何かがあった。
まるで彼の存在そのものが、“音楽が足をつけて歩いている”かのような、そんな感覚である。
やはり、そこには狂気が満ちていたのだろう。
「私は自分のしてきた努力に対して謝罪をするつもりはない」
劇中に彼がそう言った言葉が忘れられない。
「完璧」を追い求めた彼の唯一の人間味のあるシーンだったように思う。
あまり喋りすぎると、これからこの映画を観に行こうとしている人の妨げになりそうだ。
内容にはなるべく触れないように、話を進めていきます。
手のひらから散る血も本物
予告編でもチラッと見えてましたが、ドラムを叩きすぎて飛びちった血は本物。
本物ですよ?
血のりとかではなくて。
撮影の時も、やはりそこには狂気に満ちていたのだ。
自分の目で確かめてもらうしかない。
「怒り」「緊張」「狂乱」「挫折」
そして「わずかな希望」
劇中に満ち溢れた「混沌」にジャズが色をつけて、一気にラストを迎える。
予告編にもあった“最後の9分19秒”
目で確かめるなんて甘いことを言ってはいけませんね。
是非とも、「体験」してきて頂きたい。
それでは本日の締めくくりは、
劇中でもなんども流れるジャズの名曲で、今日と今週を締めくくります。
また明日から朝飯前に皆さまのお目に掛かれるよう、更新していきますので、よろしくお願いしますね。
Buddy Rich - Caravan
それでは、皆さん夢で逢いましょう!
blog : 竹下陽一の朝飯前
歌詞の無い音楽だと、すぐに眠くなります。
返信削除せっかくの推薦ですから、音楽好きなパートナーと行ってみます。
感動できるといいのですが?
コメントありがとうございます。
削除確かに眠くなりますよね。笑
でも、この映画で寝るのはちょっと難しいかもしれませんね(^^)
風りんさんも是非、新たな体験を楽しんできて下さい♪
感動、、、、できますとも☆